SSブログ

《ヨーロッパの解放》 [戦争映画傑作選]

1970~72年、旧ソ連が国家の威信を賭けプロパガンダを絡めて
  描いた全5部作からなる戦争一大叙事詩…『ハラッパの開放』だベアー!

Liberation of Europe Ⅲ.jpg

第二次大戦の独ソ戦を描いた全5部作

Ⅰ「クルスク大戦車戦」(1970年)

Ⅱ「ドニエプル渡河大作戦」(1971年)

Ⅲ「大包囲撃滅作戦」 (1971年)

Ⅳ「ベルリンの戦い」 (1971年)

Ⅴ「最後の突撃」    (1972年)

                                         

                                         

                                                                

                                                                 Ⅰ~Ⅴ部の中で一番人気が『Ⅲ』だ!
DVD売上No.1そしてⅠ&Ⅱのダイジェストを含むストーリー展開が分かりやすい!

『ヨーロッパの解放Ⅲ オーデル河大突破作戦 ベルリン大攻防戦』

Battle of Dnieper.jpg

     【キャスト】         (役名)
Nikolai Olyalin ニコライ・オリャーリン     (Tsvetaev)
Larisa Golubkina ラリーサ・ゴルーブキナ     (Zoya)
Boris Zaidenberg ボリス・ザイデンベルグ  (Major Orlov)
Mikhail Ulyanov ミハイル・ウリヤーノフ     (Marshal Zhukov)
Vladlen Davydov ウラッドレン・ダビードフ  (General Rokossovski)
Bukhuti Zakariadze ブフティ・ザガリアーゼ  (Stalin)
Stanislav Jasiukiewicz スタニスラフ・ヤシュケェビッチ(Ruzvelt)
Yu. Durov ユ・ドゥーロフ           (Churchill)
Frits Dits  フリッツ・ディーツ          (Hitler)
E. Tide  イ・チーデ             (Himler)
Kh. Gize  クフ・ギーゼ          (Geppels)
G. M. Khenneberg   G・M・ヘンネブルク    (Kaitell)
Khammno. Khasse  ハンノ・ハッセ        (Von Krugel)
P. Shturm  P・シュトルム           (Moderi)
Ye. Burenkov イェイ・ブレンコフ        (Vasilevskii)
Vladislav Strzhelchik ウラジスラフ・ストルジェリチク(General Antonov)
Vasilii Shukshin ワシーリー・シュクシン      (Konev)

Heavy tank.jpg
     【ストーリー】
(Ⅰ「クルスク大戦争戦」Ⅱ「ドニエプル渡河作戦」のダイジェスト含む)
                                                               
☆「大包囲撃滅作戦」…1943年11月30日、イランの首都テヘランの会談で
ソビエトのスターリン(B・ザカリアーゼ)、アメリカのルーズベルト(S・ヤスケビッチ)、
イギリスのチャーチル(Yu・ドゥーロフ)の連合国三大首脳は、
翌年5月の「第2戦線」の開始を決定した。
この情報をスパイがキャッチしたが、ヒットラーは信じなかった。
1944年2月29日、雪のウクライナ平原で第一ウクライナ軍司令官の
ワツーチン大将(S・ハルチェンコ)は車中、ドイツ軍の襲撃にあい重傷を負った。
3月4日、ワツーチンにかわって指揮をとったジューコフ元帥(M・ウリヤーノフ)は
進撃を開始した。ジューコフは、ドイツ軍の虚をついて白ロシアの沼地と森林の地帯で
攻撃を始めるべきだと提案し、スターリンは彼に現地調査を命じた。
看護兵のゾーヤ(L・ゴルーブキナ)は前線で、オルロフ少佐(B・ザイデンベルグ)の連隊の、
負傷兵の面倒をみていた。彼女が負傷兵をみて壕を飛び出すと、
ドイツ軍が陣地から乗り出し、彼女を補虜にしようとした。
ツベターエフ大尉(N・オリャーリン)は機銃で彼女を擁護し、
オルロフはゾーヤ救出の為、突撃を命じた。ツベターエフは、ゾーヤのそばにかけ寄り、
無言で平手打ちをくわせた。ゾーヤは彼の暖かい愛情をじっとかみしめていた。
                                                               
☆意表をつく白ロシア大作戦の決定…
ジューコフ元師の白ロシア現地調査に同行したロコソフスキー元帥は、
戦略的効果の重大性を確認し、スターリンに進言した。
十分に熟考を重ねたスターリンは決断を下した。
6月23日、白ロシア作戦「バグラチオン」は開始された。
第303航空師団では、ザハーロフ師団長が自由フランス軍パイロットたちによる
「ノルマンディ」航空隊のプィヤート隊長に、ビテブスクの制空権確保を命じた。
出動前、恋のさやあてを演じた隊員のジャックとザイツェフ中尉は、
ドイツ軍の高射機銃の火線にとらえられ、せっかく、ともした友情の灯とともに消えていった。
                                                               
☆沼沢地を突破して、ミンスクへ…6月24日、
ロコソフスキー軍は沼沢地猛進撃を開始し、意表をつかれたドイツ軍は総崩れとなり、
退却しようとしたドイツ軍に、さらに追撃をかけたソ連軍は、
執拗に包囲突破計画を企てるヒットラーの思惑を、次々と粉砕していった。
ミンスクを包囲したソ連軍は一気に市街に突入し、包囲網を完璧なものにして、
大勝利をおさめた。ミンスクの敗北を信じようとしないヒットラーや連合軍に対し、
スターリンは大量の捕虜の行進を見せつけることを命じた。
                                                               
☆ヒットラー暗殺未遂の「7月20日事件」…
ベルリンでは、ドイツ軍の劣勢に直面した民衆が、
ヒットラー打倒によって祖国を救おうとする動きをみせていた。
ビッツレーベン将軍の家では、ベック、クリューゲといった将軍たち、
ゲルデラー博士、予備軍参謀本部のシュタウフェンベルグ大佐らがあつまり、
ヒットラー打倒の「ワルキューレ」作戦の検討が行なわれていた。
ヒットラーの処置については、シュタウフェンベルグが自分で責任を負うことを誓った。
七月二十日、時限爆弾をしかけたカバンをもってヒットラーの作戦会談に
出席したシュタウフェンベルグは、機を見て席を立ち、直後爆発をおこした。
シュタウフェンベルグは成功に確信し「ワルキューレ」作戦を発動した。
しかし、ヒットラーは奇跡的に助かっていた。作戦は失敗し、ベック大将は自決、
シュタウフェンベルグらは銃殺に処せられた。
                                                               
☆ヨーロッパの解放ははじまった!…
ロンドン空港にソ連機が着陸し、チャーチル首相へスターリンの贈り物が届いた。
チャーチルは首相官邸で贈り物の封を切ると、大きなスターリンの肖像が出てきた。
チャーチルは理解した。「ソ連軍はポーランドの国境を越えた!」チャーチルの推測は当った。
ソ連軍はとの国境にある西ブーク河に達した。ロコソフスキー元師は、
ポーランドの友人たちに、祖国への前進の道をあけた。橋の両側に並んだソ連兵たちは、
祖国の土をふもうとするポーランドの仲間たちに歓呼の声をあびせていた。
こうして“ヨーロッパの解放"ははじまった。

                                                                 

     【ガシューのレビュー(想い出)】
とにかく長ったらしい映画だ!ジューコフがんばれ!スターリンいいぞ!で見てないと
ロシア語のナレーションがイイ子守唄になるぐらい眠くなるし…
全編、独ソ合戦通しての西側へのなんだかんだのプロパガンダだ!
実際の運転台からの機銃の弾道のカメラアングル絡めた独軍の
ティーガー戦車軍団VSソ連軍T-34の戦車隊同士の戦闘シーンと
ラストの主人公ツベターエフがベルリン陥落後のジープ上から
戦場の後始末を見つめていく…
そして恋人ゾーヤとの抱擁シーンが今でも脳裏に映るなぁ…


nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 3

コメント 1

某ドカタ


Hしてお金もらえるって最高だな!!!!
ぶっちゃけテキトーにやっても月30万越えとか余裕だし(笑)

もう仕事辞めて、これ一本で食ってくわ!!!!(* ̄ー ̄)v
http://p-4xt9o.fukushima.coresy.net/p-4xt9o/
by 某ドカタ (2011-04-02 04:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0



人気ブログランキングへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。