SSブログ
戦争映画傑作選 ブログトップ

《レマゲン鉄橋》 [戦争映画傑作選]

ライン河に掛かる最後の橋を巡る攻防戦、追い詰められたドイツ軍、橋を守るか?
壊すか?アメリカ軍の「マーケットガーデン作戦」の敢行なるのか?
〝ルーデンドルフ橋〟で戦いの火蓋が落とされた…
1968年のアメリカ映画『レマゲン鉄橋』だベアー★

Bridge At Remagen.jpg

 

アメリカVS ドイツ
The Bridge at Remagen

   【キャスト】       (役名)
ジョージ・シーガル       (ハートマン中尉)
ロバート・ヴォーン       (クルーガー少佐)
ベン・ギャザラ         (アンジェロ軍曹)
ブラッドフォード・ディルマン  (バーンズ陸軍少佐)
E・G・マーシャル      (第9装甲師団長シナー准将)
ペーター・ファン・アイク     (ブロック将軍)
マット・クラーク        (ジェリコ伍長)
フリッツ・フォード        (デント中佐)
トム・ヒートン         (パティソン中尉)
ボー・ホプキンス         (グレブス伍長)

Bridge At Remagen real.jpg

 

      【ストーリー】
第2次大戦も最後の戦いを迎えようとしていた頃、
ラインに残された最後の橋レマゲンのルーデンドルフ橋めざし、
バーンズ陸軍少佐(ブラッドフォード・ディルマン)指揮の
アメリカ第27装甲歩兵大隊が進んでいた。
この作戦は、第9装甲師団長シナー准将(E・G・マーシャル)が、
デント中佐(フリッツ・フォード)に命じたものだった。大敵を前に小隊が組織された。
小隊長はバーンズを軽蔑しているハートマン中尉(ジョージ・シーガル)、
以下パティソン中尉(トム・ヒートン)、グレブス伍長(ボー・ホプキンス)、
ジェリコ伍長(マット・クラーク)、それに盗癖のあるアンジェロ軍曹(ベン・ギャザラ)など

m24.jpg


一方、ドイツ側はこれを迎え撃つべくブロック将軍(ピーター・バン・アイク)が
クルーガー少佐(ロバート・ヴォーン)を派遣、橋の爆破を命じた。
レマゲンへ向かう途中指揮官が倒れたので、
ハートマンが指揮を代理することとなったアメリカ軍は作戦を変更。
ハートマンとアンジェロたちはドイツが仕掛けた爆薬をとりはずし始めた。
ドイツ軍は東岸の鉄道トンネルから砲撃を開始してきた。
あいつぐ攻防でジェリコとスラベクが殺され、アンジェロは激流にのまれた。
やがて戦局の不利をさとったクルーガーは、増援を求めに本部へ戻ったが、
そこでナチ親衛隊に捕縛されてしまった。橋での戦いに勝利したアメリカ軍は、
最後の突撃を試みた。しかし、ドイツ軍の残された兵士達は白旗をかかげて
トンネルの中から出てきた。その中には、以外にもアンジェロの姿があった。
涙と笑いでくしゃくしゃになった顔をして抱き合う、ハートマンとアンジェロ。
その頃、クルーガーはブロック将軍とともに死の宣告をうけていた。

Bridge At Remagen real2.jpg

 

*        *        *        *        *

【ガシューのレビュー(想い出)】
オープニングでのライン河畔を隊列を組んで高速で疾走しながら
砲撃していくM24(Chaffee)米軍戦車部隊のシーンは度肝を抜かされたなぁ~
そして迎え撃つ対岸のドイツ88㎜砲との砲撃戦…M24の1オクターブ高い発射音と
88㎜砲の地べたを揺るがす砲撃音がイイ音出してたなぁ~影のサントラ盤だべ!
上部のポスターの真ん中に陣取ってるレイバン掛けたニヒルなドイツ将校は?
そう!ロバート・ボーンだ!当時、このポスターで映画の興味をそそった!
が…ポスターまでだったな!レイバン外したらナポレオン・ソロその者だった!
キザな役者にはドイツ人将校は似合わないのがわかった!
ラストシーンでタバコ吸いながら銃殺されるトコは可愛そうだったが…
ナポレオン・ソロは『荒野の七人』でも「手が鈍ってハエも捕まえられなくなったよ!」で
あっけなく盗賊に殺されたな…ナポレオン・ソロはこんな役回りも運命かぁ~!
同じジョン・ギラーミン監督コンビでも『タワーリング/インフェルノ』で死んでいったぁ~

 


nice!(8)  コメント(21)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

《ヨーロッパの解放》 [戦争映画傑作選]

1970~72年、旧ソ連が国家の威信を賭けプロパガンダを絡めて
  描いた全5部作からなる戦争一大叙事詩…『ハラッパの開放』だベアー!

Liberation of Europe Ⅲ.jpg

第二次大戦の独ソ戦を描いた全5部作

Ⅰ「クルスク大戦車戦」(1970年)

Ⅱ「ドニエプル渡河大作戦」(1971年)

Ⅲ「大包囲撃滅作戦」 (1971年)

Ⅳ「ベルリンの戦い」 (1971年)

Ⅴ「最後の突撃」    (1972年)

                                         

                                         

                                                                

                                                                 Ⅰ~Ⅴ部の中で一番人気が『Ⅲ』だ!
DVD売上No.1そしてⅠ&Ⅱのダイジェストを含むストーリー展開が分かりやすい!

『ヨーロッパの解放Ⅲ オーデル河大突破作戦 ベルリン大攻防戦』

Battle of Dnieper.jpg

     【キャスト】         (役名)
Nikolai Olyalin ニコライ・オリャーリン     (Tsvetaev)
Larisa Golubkina ラリーサ・ゴルーブキナ     (Zoya)
Boris Zaidenberg ボリス・ザイデンベルグ  (Major Orlov)
Mikhail Ulyanov ミハイル・ウリヤーノフ     (Marshal Zhukov)
Vladlen Davydov ウラッドレン・ダビードフ  (General Rokossovski)
Bukhuti Zakariadze ブフティ・ザガリアーゼ  (Stalin)
Stanislav Jasiukiewicz スタニスラフ・ヤシュケェビッチ(Ruzvelt)
Yu. Durov ユ・ドゥーロフ           (Churchill)
Frits Dits  フリッツ・ディーツ          (Hitler)
E. Tide  イ・チーデ             (Himler)
Kh. Gize  クフ・ギーゼ          (Geppels)
G. M. Khenneberg   G・M・ヘンネブルク    (Kaitell)
Khammno. Khasse  ハンノ・ハッセ        (Von Krugel)
P. Shturm  P・シュトルム           (Moderi)
Ye. Burenkov イェイ・ブレンコフ        (Vasilevskii)
Vladislav Strzhelchik ウラジスラフ・ストルジェリチク(General Antonov)
Vasilii Shukshin ワシーリー・シュクシン      (Konev)

Heavy tank.jpg
     【ストーリー】
(Ⅰ「クルスク大戦争戦」Ⅱ「ドニエプル渡河作戦」のダイジェスト含む)
                                                               
☆「大包囲撃滅作戦」…1943年11月30日、イランの首都テヘランの会談で
ソビエトのスターリン(B・ザカリアーゼ)、アメリカのルーズベルト(S・ヤスケビッチ)、
イギリスのチャーチル(Yu・ドゥーロフ)の連合国三大首脳は、
翌年5月の「第2戦線」の開始を決定した。
この情報をスパイがキャッチしたが、ヒットラーは信じなかった。
1944年2月29日、雪のウクライナ平原で第一ウクライナ軍司令官の
ワツーチン大将(S・ハルチェンコ)は車中、ドイツ軍の襲撃にあい重傷を負った。
3月4日、ワツーチンにかわって指揮をとったジューコフ元帥(M・ウリヤーノフ)は
進撃を開始した。ジューコフは、ドイツ軍の虚をついて白ロシアの沼地と森林の地帯で
攻撃を始めるべきだと提案し、スターリンは彼に現地調査を命じた。
看護兵のゾーヤ(L・ゴルーブキナ)は前線で、オルロフ少佐(B・ザイデンベルグ)の連隊の、
負傷兵の面倒をみていた。彼女が負傷兵をみて壕を飛び出すと、
ドイツ軍が陣地から乗り出し、彼女を補虜にしようとした。
ツベターエフ大尉(N・オリャーリン)は機銃で彼女を擁護し、
オルロフはゾーヤ救出の為、突撃を命じた。ツベターエフは、ゾーヤのそばにかけ寄り、
無言で平手打ちをくわせた。ゾーヤは彼の暖かい愛情をじっとかみしめていた。
                                                               
☆意表をつく白ロシア大作戦の決定…
ジューコフ元師の白ロシア現地調査に同行したロコソフスキー元帥は、
戦略的効果の重大性を確認し、スターリンに進言した。
十分に熟考を重ねたスターリンは決断を下した。
6月23日、白ロシア作戦「バグラチオン」は開始された。
第303航空師団では、ザハーロフ師団長が自由フランス軍パイロットたちによる
「ノルマンディ」航空隊のプィヤート隊長に、ビテブスクの制空権確保を命じた。
出動前、恋のさやあてを演じた隊員のジャックとザイツェフ中尉は、
ドイツ軍の高射機銃の火線にとらえられ、せっかく、ともした友情の灯とともに消えていった。
                                                               
☆沼沢地を突破して、ミンスクへ…6月24日、
ロコソフスキー軍は沼沢地猛進撃を開始し、意表をつかれたドイツ軍は総崩れとなり、
退却しようとしたドイツ軍に、さらに追撃をかけたソ連軍は、
執拗に包囲突破計画を企てるヒットラーの思惑を、次々と粉砕していった。
ミンスクを包囲したソ連軍は一気に市街に突入し、包囲網を完璧なものにして、
大勝利をおさめた。ミンスクの敗北を信じようとしないヒットラーや連合軍に対し、
スターリンは大量の捕虜の行進を見せつけることを命じた。
                                                               
☆ヒットラー暗殺未遂の「7月20日事件」…
ベルリンでは、ドイツ軍の劣勢に直面した民衆が、
ヒットラー打倒によって祖国を救おうとする動きをみせていた。
ビッツレーベン将軍の家では、ベック、クリューゲといった将軍たち、
ゲルデラー博士、予備軍参謀本部のシュタウフェンベルグ大佐らがあつまり、
ヒットラー打倒の「ワルキューレ」作戦の検討が行なわれていた。
ヒットラーの処置については、シュタウフェンベルグが自分で責任を負うことを誓った。
七月二十日、時限爆弾をしかけたカバンをもってヒットラーの作戦会談に
出席したシュタウフェンベルグは、機を見て席を立ち、直後爆発をおこした。
シュタウフェンベルグは成功に確信し「ワルキューレ」作戦を発動した。
しかし、ヒットラーは奇跡的に助かっていた。作戦は失敗し、ベック大将は自決、
シュタウフェンベルグらは銃殺に処せられた。
                                                               
☆ヨーロッパの解放ははじまった!…
ロンドン空港にソ連機が着陸し、チャーチル首相へスターリンの贈り物が届いた。
チャーチルは首相官邸で贈り物の封を切ると、大きなスターリンの肖像が出てきた。
チャーチルは理解した。「ソ連軍はポーランドの国境を越えた!」チャーチルの推測は当った。
ソ連軍はとの国境にある西ブーク河に達した。ロコソフスキー元師は、
ポーランドの友人たちに、祖国への前進の道をあけた。橋の両側に並んだソ連兵たちは、
祖国の土をふもうとするポーランドの仲間たちに歓呼の声をあびせていた。
こうして“ヨーロッパの解放"ははじまった。

                                                                 

     【ガシューのレビュー(想い出)】
とにかく長ったらしい映画だ!ジューコフがんばれ!スターリンいいぞ!で見てないと
ロシア語のナレーションがイイ子守唄になるぐらい眠くなるし…
全編、独ソ合戦通しての西側へのなんだかんだのプロパガンダだ!
実際の運転台からの機銃の弾道のカメラアングル絡めた独軍の
ティーガー戦車軍団VSソ連軍T-34の戦車隊同士の戦闘シーンと
ラストの主人公ツベターエフがベルリン陥落後のジープ上から
戦場の後始末を見つめていく…
そして恋人ゾーヤとの抱擁シーンが今でも脳裏に映るなぁ…


nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

《荒鷲の要塞》 [戦争映画傑作選]

Where Eagles Dare.jpg

 

英国特殊部隊のスパイ合戦…                    

「いったい誰が本モノだ!」

アメリカレンジャー部隊から助太刀したクリント・イーストウッドも
最後には…                        

「今度やる時はイギリスさんだけでやってくれ!」
なんていう捨てセリフも…                 

まさに戦争アクション巨編だベアー!           

                                

                                                                

 1968年アメリカ イギリス映画                                

 Where Eagles Dare 

                                 

     【キャスト】           (役名)
Richard Burton リチャード・バートン        (John Smith)
Clint Eastwood クリント・イーストウッド     (Lt. Morris Schaffer)
Mary Ure  メアリー・ユーア         (Mary Ellison)
Michael Hordern マイケル・ホーダン      (Vice Admiral Rolland)
Patrick Wymark パトリック・ワイマック      (Col. Wyatt Turner)
Robert Beatty ロバート・ビーティ       (Cartwright Jones)
Anton Diffring アントン・ディフリング      (Col. Kramer)
Donald Houston ドナルド・ヒューストン     (Christiansen)
Ferdy Mayne    ファーディー・メイン      (Reichmarschal Rosemayer)
Nell McCarthy  ニール・マッカートニー       (kamonsky) 
Peter Barkworth ピーター・バークワース     (McPherson)

Where Eagles Dare in casstle.jpg

     【ストーリー】
第2次大戦で連合軍が、             ようやく反撃に移ろうとしている頃。
鷲の城と呼ばれるドイツ情報本部に、
アメリカのカーナビー将軍が                     捕われの身となっていた。
彼を救出すべくジョン・スミス(リチャード・バートン)をはじめとする6人のイギリス軍情報部の諜報員とアメリカのレンジャー部隊員シャファー中尉  (クリント・イーストウッド)らが乗り込んだ。
彼らは、情報部のターナー大佐の命令で    この大仕事に取り組んだのだ。

だが…何故かスミスは…
ほかの部員とは内密に女性諜報部員メアリー(メアリー・ユーア)と連絡をとっていた。
そしてドイツ兵士が集まる酒場に彼女を連れて行き、そこで働くスパイ仲間のミス・ハイディに
引きあわせる。ハイディの口ききで、メアリーは鷲の城の中に仕事口を見つけて潜入する。
その直後、酒場に一斉手入れがあり、スミスは逮捕される。情報が筒抜けであるので、
二重スパイがいるのかもしれない…やがてスミスは逃亡し、シャファーと2人で城内に潜入して
メアリーと連絡し、カーナビー将軍が城外に連れ去られることを防ぐ。カーナビー将軍の取り調べが
始まろうとしており、そこにはスミスらと一緒に来た3人のイギリスのスパイが捕らわれていた。
そこへ現れたスミスは意外なことを言い出す…「このカーナビー将軍は偽物だ! そして
この3人のスパイたちも、実はイギリス側ではなくドイツ側だ!」そしてスミスはメアリー、シャファーらと
ともに城内を破壊し、アメリカの俳優が扮している偽将軍を連れて脱出。
やがてターナー大佐の飛行機で救出される。では何故スミスは、こんなことをしたのか?   実は…
かねがねターナー大佐の行動が怪しいと睨んでいた男がいた。
イギリス軍情報部のローランド海軍提督である。
彼はそれを証明するために、偽将軍が捕らわれる状況を作り、救出作戦を立てた。そして…
救出部員の人選をターナーにまかせたのである。案の定、ターナーは裏切り者のスパイたちを
作戦に加えたのだった。事実を知っていたのはスミス1人。間もなくターナーは自決して果てるのだった。

Where Eagles Dare-3.jpg

 

     【ガシューのレビュー(想い出)】
アリステア・マクリーンの同名小説の映画化で『ナバロンの要塞』に続いて
戦争アクション映画になった。何と言っても難攻不落の〝鷲の城〟から
ロープウェーで脱出する時に描かれたリチャード・バートンとドイツ将校との
ゴンドラの屋根に上がって凄まじい格闘シーンは見モノだった。
最後にドイツ将校が深い谷底に落ちていく結末は、その後のアクション映画で
色々あったが、恐らく、この『荒鷲の要塞』が最初でなかったかなぁ~!
主演のバートンは映画ではドイツ軍と闘い、そして、自身は糖尿病とも闘いながらの主演だ!
最近の映画は3Dだの、CGだの、そしてVFX…視覚のみ効果が用いられて
5感を訴求してくるモノが無くなった…特に音楽効果は1971年の『ゴッド・ファーザー』の
ニーノ・ロータの『ゴッド・ファーザー愛のテーマ』で停滞したままになっている…
この映画での全編に流れる音楽は、原作のアリステア・マクリーンの1秒、1分と…
時間軸でストーリー展開していく小説と相まって、観ている者の手に汗握るシーンを
心臓の鼓動に呼応せて、大いに盛り上げている。シーンに合せて小太鼓が急に休止符を
打ったり、最高潮のシーンにはファンファーレが轟き、まさに映画音楽からの
観点からも、心に、耳に残る映画である。最近の映画は「あ~面白かった!」で終わって何も
残らないが、この映画のBGMは40年経った今でも、ダカダカタン♪ダカダカタン♪ダカダカタンタンタン♪
ダカダカタンタンタン♪ダカダカダカダカタンタンタン♪ダカダカダカダカタンタンタン♪って独りでリズム付けて
口ずさんでるよ~♪

全編に流れる太鼓連打の音楽効果…戦争映画音楽ならピカイチのロン・グッドウィンが音楽担当だ!
そして、リチャード・バートン(スタントマン)がロープウェーで死闘を演じたロケ地のホーヘンヴェルフェン城…


nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

《モスキート爆撃隊》 [戦争映画傑作選]

mosquto633.jpg 

 イギリスの木製飛行機軍団

(素晴らしくない飛行機野郎ども)が

ドイツの超音速ミサイルに挑む…1969年のイギリス映画


『モスキート爆撃隊』だベアー★
  イギリス VS ドイツ

 

 

 

 

 

▼ Mosquito Squadron▼

 

 

   【キャスト】         (役名)

David McCallum ディヴィッド・マッカラム  (Quint) 
Suzanne Neve スザンヌ・ニーブ     (Beth)
David Buck ディヴィッド・バック    (Scott)
David Dundas ディヴィッド・ダンダス  (Douglas)
Dinsdale Landen ディンスディル・ランデン (Penrose)

      【ストーリー】


1944年ロンドンはドイツ軍基地から発射される超音速ミサイルV・2の
攻撃にさらされていた。しかも、ドイツはV・3、V・4となづけられた
新兵器を開発していた。そんな時…爆撃隊長クイント・マンロー
(D・マッカラム)に降りた任務は、V・3の開発をくいとめることだった。
クイントは、爆撃隊長だった親友のスコット(D・バック)の爆死により、
隊長に昇進したばかりだったが、他人には、無謀と思えるほどの
低空飛行を、モスキートと呼ばれる木製機で敢然とやってのける
ベテラン・パイロットだった。やがて英司令部は基地爆撃を
クイント隊に命じた。爆撃行前夜、二機のメッサーシュミットが、
英軍基地に何十人もの連合軍側捕虜が、シャルロンに移されている
実写フィルムを投げ落していった。クイントは、その中に、
スコットの姿をはっきりと認め、爆撃をためらったが、
司令部はより多くの生命を救うためと、任務遂行を命じた。

F-EU.jpg

このため、クイントは必死の努力で、仏地下組織と連絡をとり、
捕虜を脱出させることに成功したが、彼の機は、シャルロン攻撃後、
火を吐いて森に不時着した。 そこでクイントは、
スコットにめぐり会ったが、スコットは記憶を失い、親友の顔も妻のベス
(S・ニーブ)の名も忘れていた。ただ、敵に向うことしか念頭にない彼は、
クイントの制止もきかず、脱出者の行く手を阻む戦車にぶつかっていった。
やがて、クイントは地下組織に救われ、故国の土を踏むことができた。

 naporeon-solo.jpg


【ガシューのレビュー(想い出)】

クイント役を演じた主演の
デヴィット・マッカラムは「ねぇ~イリア~」って
ロバート・ボンから必ず呼ばれてた、おなじみの
0011ナポレオン・ソロの
イリア・クレアキンの役で出てたなぁ!

 


nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

《ネレトバの戦い》 [戦争映画傑作選]

ネタ飛ばし第2弾は…               1969_NERETVA_B.jpg

「ネタトバシ」……「ネタトバ」……「ネレトバ」…

1969年の「ネレトバの戦い」なんだベアー!

ユーゴスラビア、 ドイツ、 イタリアの合作映画だから

ハリウッドの純血主義と違ってリアルだ!

リアル-マッコイ!リアル-持って来い!

ユーゴスラビア/パルチザンVSドイツ イタリア クロアチア チェトニックの対戦だベアー!

▼The Battle of Neretva▼                ▼

     【キャスト】           (役名)
Bata Zivojinovic バタ・ジボイノビッチ  (Commander Stole)
Lojze Rozman ロイゼ・ローズマン  (Commander Ivan)
Sylva Koscina シルヴァ・コシナ  (Danica)
Sergei Bondarchuk セルゲイ・ボンダルチュク  (Martin)
Yul Brynner ユル・ブリンナー  (Vlado)

 

     【ストーリー】
第二次大戦さなかのユーゴスラビアでは、
パルチザンの激烈な抵抗が続いていた。
これに業をにやしたヒットラーは、ユーゴ・パルチザン壊滅の
“ワイス作戦"を命じ、ローリング将軍(C・ユルゲンス)と
イタリアのモレリ将軍(A・ドーソン)が指揮をとることになった。
そして、これに売国奴議員(O・ウエルズ)が組織した部隊も加わり、
大攻撃がなされ、やがて、クランツェ大佐(H・クリューガー)の
巧みな戦術によってパルチザンの主力は後退をよぎなくされた。
延べ三万のパルチザンと避難民を指揮するイバン(L・ローズマン)は、
ダニカ(S・コシナ)との恋を内に隠しながら、戦っていた。
彼等は砲兵軍のリーダーのマルチン(S・ボンダルチュク)や、
工兵団のリーダーのウラド(Y・ブリンナー)、イタリア軍から加わった
リバ(F・ネロ)の活躍によって、どうにか壊滅をまぬがれていた。
しかし、厳しいユーゴの冬にとざされた避難民の中から、チフスが発生。
看護婦ナダ(M・ドラビッチ)の献身的な努力で最悪の事態はまぬがれたが、
彼女は病魔の犠牲になってしまった。
そして、全力の抵抗にかかわらず
ネレトバ河流域に追いつめられたパルチザン軍は、唯一残された退路である、
鉄橋を爆破してしまった。

300px-Neretva_most.jpg

 

 

 

 

 

これをパルチザンの自殺的攻撃の予兆だと
感ぐったドイツ軍は、背後の部隊を再編成させた。
その虚をついて、
パルチザン軍は仮橋を設ける作戦に出た。
そして三万の人々は無事、解放軍に迎え入れられたのだった。

     

     

     【ガシューのレビュー(想い出)】
ドイツ軍が物量にモノいわせて次々と襲って来て、おまけにmain_yb.jpg
チフスが蔓延して戦闘どころの騒ぎじゃないベア…
こりゃ、ムリだベアー!ってぐらいのパルチザンの
民族自決主義は
スゲェなぁ~想った!

さすがにユル・ブリンナー!「荒野の七人」で
見せた農民を盗賊への戦いに導くヤリ方は…

この映画でもパルチザン軍を
ドイツ軍への戦いに鼓舞していた…

main_sk.jpgそして…「黄金の七人/エロチカ大作戦」
にも出てたシルバ・コシナはオイラのオナペット第1号!
雑誌『スクリーン』の中のビキニ姿はたまんなかったベァ~!
よく抜いてたベア…「なんだ!この白いのぉ…」とか言っちゃたりして…

だぅも、お世話になりましたぁ。

忘れられないシーンはドイツ空軍のメッサーシュミットが編隊で急降下爆撃してくる
のが圧倒的な臨場感でな!確か…中1の時に独りで見に行った時に、
斜め前に座ってたオッサンが「来た!来た!来た!来た!」と叫んで
座席の下にうずくまってしまって、つられてオイラも半身を
隣りの席に伏せてしまったのは、つい、こないだのようだぁ~

こんな現象は…バカボンのパパが殺人事件の映画を上映している
舞台の上にあがって、見ている他の観客に向かって
「早く警察を呼ぶのだ!」と叫んで、観客から怒号を浴びさせられる
シーンと同じ状態だったなぁ~!今、思えば…


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

《バルジ大作戦》 [戦争映画傑作選]

記念すべき〝そねぶろ〟ノッケの一発目は…

古い戦争映画だけど、今でも輝いてるんだベア~(^(エ)^)

まずはこれだベア…1965年 アメリカ映画

B0009Q0J9M_09_LZZZZZZZ.jpg

0fab926be5c1c6ee17a58c3e5e46fbfc.jpg

 

 連合軍 VS ドイツ
Battle of the Bulge         
▲         ▲         ▲
  【キャスト】      (役名)
ヘンリー・フォンダ : (カイリー中佐)
ロバート・ショウ  :(独軍ヘスラー大佐)
テリー・サバラス  :(ガフィー軍曹)
チャールズ・ブロンソン :(ウォレンスキー少佐)
ハンス・クリスチャン・ブレヒ:(独軍コンラート伍長)
カール・オットー・アルベルティ:(ディーペル少佐)
ヴェルナー・ペータース :(独軍コーラー将軍)
タイ・ハーディン   :(独軍シューマッハ少佐)
ジェームズ・マッカーサー :(独軍ウェーバー中尉)
ロバート・ライアン  :(グレイ将軍)
ダナ・アンドリュース  :(プリチャード大佐)
ピア・アンジェリ   :(ルイーズ)
バーバラ・ウェール  :(高級娼婦エレナ)

     【ストーリー】
第2次大戦のヨーロッパ戦線。破竹の進撃を続ける連合軍の間では、
ナチの崩壊も時間の問題だという楽観ムードになっていたが、
陸軍中佐カイリー(ヘンリー・フォンダ)だけは、独軍が必ずもう1度、
反撃に出てくるだろうという危惧を抱いていた。
プリチャード大佐(ダナ・アンドリュース)によって一笑に附されたし、
グレー将軍(ロバート・ライアン)らにも疑問をもって
迎えられただけだった。その頃ドイツでは、
ヘスラー大佐(ロバート・ショウ)らが、大奇襲作戦の準備にかかっていた。
カイリーはあるのんびりした兵営地に行ったが、
そのとき独軍の戦車隊の攻撃が始まった。同じ頃、
米軍MPに変装した独兵のパラシュート降下は濃霧をついて敢行されていた。
彼らの任務は戦車が渡り終えるまで、河にかかった橋の、
米側による爆破を何とか阻止することだ。到着した米軍爆破隊を
彼らは容赦なく射殺し、道標切り換え作業までやった。
MP偽装の効果である。事態のただならぬことを逸早く気づいたのは
カイリーだったが、猛進撃の前に撤退を余儀なくされた。
カイリーは、その後決死の低空飛行で偵察を行ったが、
敵砲の攻撃をうけ重傷を負った。
ガソリンこそ敵を制する鍵と考えたグレー将軍は、その消耗を目的に
戦車同士の鬼ゴッコ作戦をとりそれに成功した。
敵は燃料補給のため引き返した。戦列からはぐれた兵士たちを拾い集めて
ウェーバー中尉(ジェームズ・マッカーサー)が本隊へ帰って来た。
戦車隊のガフィー軍曹(テリー・サヴァラス)と合流、補給所へ急いだ。
そこは、独軍変装のMPに守られていたが、ただ1人、
瀕死のカイリーがそれを見破った。ウェーバーに目顔で知らせ、
偽MPの制裁に成功した。それを知らない独軍戦車が近づいて来た。
カイリーの命令で、ウェーバーはガソリンに火をつけるよう部下に命じた。
あふれるガソリンに手榴弾を投げ込み、独軍の最後の猛反撃は無惨に
破局を迎えたのだった。連合軍の勝利はこのとき決まった。


     【ガシューのレビュー(想い出)】
やはり、見どころはドイツ戦車師団の迫力でティーガーⅡ戦車の隊列を
組んだ攻撃は圧巻です。またヘスラー大佐率いる戦車隊の
士気高揚みなぎる『パンツァリート』の大合唱は、思わず映画館の中で、
座りながら足踏み行進していたのは果たしてオイラだけだったかなぁ…(^^ゞ
このヘスラー大佐役のロバート・ショウは、
最後にガソリンの猛火を浴び、死んでいく…
『ジョーズ』のオンボロ漁船の船長役で、これもラストで巨大鮫に
喰われて非業の死を遂げちゃったりして! 極めつけは…
1973年/第46回アカデミー賞に輝いた『スティング』のギャングのボス役で
場外馬券売り場でのラストシーンでロバート・レッドフォードとポール・ニューマンに
死んだ振りされて、見事に稼いだ金を騙し取られる役回りも
演じていたんだがなぁ~(~o~)

ドイツ機甲師団 行進曲『パンツァリート』戦争映画史上に残る名シーン!

(現在でもドイツ陸軍の軍歌として愛されている。)   ▼


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画
戦争映画傑作選 ブログトップ


人気ブログランキングへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。